「最近歯がしみる…虫歯かな?😢」
実は、歯ぎしりや噛みしめが原因の場合があります。
歯ぎしりや噛みしめがひどくなると、だんだんと歯が削れてしまい、噛むと痛い、歯がしみるといった症状が出ることがあります。
また、顎関節症や頭痛、肩こり、倦怠感など全身の症状につながる可能性があります。
ただ、歯ぎしりや噛みしめは「くせ」で多くの人が無意識のうちにしてしまっているものです。「くせ」を直すのはなかなか難しいと感じる方も多いと思いますが、気づいたときに噛みしめないように意識するようにすることが大切です!
仕事や勉強中など、何かに夢中になっているとき、ふと気がつくとしっかり噛みしめていることはありませんか?
そんなときには、肩を上下させ、首から上の力を思い切り抜いて、頬の力を抜き、歯を噛み合わせないようにします。
寝ているときに歯ぎしりをしてしまうという場合は、枕を低くしてみましょう。頭の後ろの1番出っ張ったところより首の付け根近くに枕を置くことで、口が開きやすくなり噛みしめを起こしにくくします。
また、寝る前に体の力を抜くトレーニングをすることも効果的です。
まず思い切り噛みしめ、1〜2秒後にフッと顎の力を一度に全部抜きます。息を吸いながら思い切り大きな口を開け、一気に脱力しながら息を吐きます。
寝る前に布団の中であれこれと考えているうちに、無意識に力が入って噛みしめてしまうことがあります。夜は色々と考えてしまうことも多いですが、布団に入ったら考えごとはやめ、リラックスして眠りにつきましょう🌙
気をつけてもなかなか改善しないという場合は、当院でマウスピースを作製することも可能です。
歯ぎしりや噛みしめでお悩みがあれば、お気軽にご相談ください!
こんの歯科 院長 今野 雅仁